【天声人語】(12.16)--独立青松 生命永驻(中日双语)

▼昆虫記で知られるファーブルは『植物記』も書いている。切り倒された栗の木と会話をするくだりがあって、こんなふうに木が言う。「私は70歳になりますが、まだ5、600年は生きるつもりでした。忌まわしい斧(おの)さえなければ」。そして、樹皮からどっと涙を流した(平凡社刊、日高敏隆・林瑞枝訳から)
▼以昆虫记而闻名的法布尔也写过一本名为《植物记》的书,其中有一段与被伐倒的板栗树的对话。树这样说道:“我虽然已经70岁了,但是还想再活5、600年,如果没遇上这倒霉斧子的话。”说着说着,泪珠儿从树皮上滚滚而下。
▼むろんファーブルの想像だが、樹木はおのれの姿をもって、人に何かを語ることがある。岩手県陸前高田市の奇跡の一本松も、あの日以来、声なき言葉を多くの胸に届かせてきた
▼当然,这仅仅是法布尔的想象,他以树木本身的姿态,想对人说些什么。岩手县陆前高田市的那棵奇迹般的独立松自从那天以来也给众多人们的心中送来了无声的话语。
▼樹齢270年というから、芽を出したのは徳川の8代将軍吉宗のころだ。忌まわしい波さえなければ、と涙しただろうか。白砂青松の仲間7万本は倒れ、望みもしなかったろうに、日本一有名な木になった
▼因为已有270年的树龄,当它萌芽的时候正是德川第8代将军吉宗的时代。它是否也是满含热泪地说过要是没有这倒霉的海啸之类的话呢?7万棵被称为白沙青松的伙伴全都被冲倒,即便并未奢望过什么,可它到底成了日本最为有名的树木。
▼4月ごろはまだ青々としていた。しかし海水で根が腐って立ち枯れていった。そして先ごろ、蘇生が断念された。O・ヘンリーの名短編「最後の一葉」ならぬ「最後の一木」として、被災地を励ましつつ力尽きていく
▼4月那阵它还是郁郁葱葱的,可是由于海水的浸泡,最终因根部发生腐烂而成了一株站干。不久前人们也放弃了使之复苏的计划,作为“最后的一棵树”而并非O・亨利著名短篇小说“最后的一片叶”的它给予了灾区多少鼓舞啊!也算是尽了力了。
▼まど・みちおさんの「木」という詩が、ふと重なる。〈木が そこに立っているのは/それは木が/空にかきつづけている/きょうの日記です/あの太陽にむかって……一日(いちじつ)一ときの休みなく〉。震災このかた、空に書かれる日記を人は読んできた
▼不经意间马德•道雄先生创作的一首题为“树”的诗歌展现在了我的眼前,<树之所以站立在那里/是因为树/一直在往天空上写着/今天的日记/面对着太阳……一时一刻也未曾休息>。自从震灾发生以来,人们读到了被它书写在天空中的日记。
▼枯死はつらいが命はつながる。一本松の松ぼっくりの種子から18本の苗が育っている。日記を書くのは遠い先だが、光を見る。親のように勁(つよ)くあれと、若い命に願いながら。
▼枯死的结局虽然令人痛惜,可它的生命却将要延续。用从这棵独立松的松果中采集的种子培育出的18株幼苗正在茁壮成长。到它们也能书写日记的那一天尽管还很遥远,但还是让我们看到了光明。面对这些稚嫩的生命,我们殷切地期盼:要像你们的父亲那样坚强地活下去!
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